今日、大野知事の選挙応援をする中、「渡邉泰之さんですか?」と突然声をかけられました。

今日、大野知事の選挙応援をする中、「渡邉泰之さんですか?」と突然声をかけられました。
その方は、自民党の議員と共に「名ばかりの偽物共同親権法案」を推進する当事者団体に所属する当事者の方でした。
自民党の議員が本気で子どもを連れ去られた親達を救ってくれると信じているので、思わずサキシルの記事を見せ、

自民「不備な法案通らない」維新「しがらみだらけでは無理」共同親権巡り舌戦ヒートアップ – SAKISIRU(サキシル)

その方が騙されているカラクリを話してしまいました。
「自民党の議員の方々は、裁判所から出向している法務官僚に踊らされているだけ」
「当事者団体の代表は、その自民党議員に踊らされているだけ」
「『まずは少しでも前進した方が、何も進まないよりいいでしょ』と言い、名ばかりの法案に賛同させようとする甘い言葉に決して騙されてはいけない。
名ばかりでも共同親権の名がつく法律が成立したら、もうそれで終わり。
『当事者団体もこの法律に賛同したでしょ』と言われて、二度と法改正なんてできないばかりか、問題が起これば、法務官僚も、自民党議員も口を揃えて『当事者団体も賛同したんだから問題ないと考えた』と言い、全部、当事者団体に責任を押し付けるだけ。
当事者団体の代表は、その責任をなすりつけるために審議会の委員に入れられているだけ」
と伝えました。
法務省法制審が、単独親権を事実上温存しつつ、子を奪われた親から金は搾れるだけ搾り取るすごい案を出してきましたが、その案について、法務省の御用新聞である東京新聞は、案の定「子と離れて暮らす親の支援に取り組む委員らが法務省の示した考え方に賛同」と書いています。

「共同親権」導入に向けた民法改正案のたたき台、法務省が8月にも提示 賛否が「親の立場」で割れている:東京新聞 TOKYO Web

こうやって全ての責任を当事者団体に押し付けて逃げ切ろうと言うのが法務官僚の魂胆で、その法務官僚に踊らされている自民党の国会議員も、多分、同じように考えているのでしょう。
私に話しかけて来られた当事者の方は、私の話に半信半疑のようでしたが「自分が騙されているかも」と気づき始めたように見えました。
子を奪われ、睡眠薬を飲まなければならないほど精神的に追い込まれている当事者を、言葉巧みに誘導し、自らの人生を破滅に招く方向に誘導する人達のやり方は、心に苦しみを抱いた人を見つけて、カルト宗教に勧誘しようとする人達のやり方と非常によく似ています。
娘を奪われて以来、地獄の苦しみを13年以上にわたり抱えながら必死に生きている私にとって、同じ苦しみを抱える人間を、手軽に選挙運動に使える駒として利用したり、集票マシーンに利用しようとする議員の姿を見ると、本当に悲しい気持ちになります。
そのような議員さんにとっては、まともな法律ができ、親子が幸せに暮らせるようになると、自分の政治活動を無償で手伝ってくれる人がいなくなってしまうので、都合が悪いのでしょう。
シングルマザーの方々も、きちんと養育費がもらえ、子どもを父母できちんと分担して育てられるようになれば、政治に関心を持たなくなります。
それも自民党の議員さん達には、非常に困る事なんでしょう。
なので、この問題は「解決するのはあまりにも困難な長い道のり」と称して、元夫婦双方を「生かさず殺さず」の状態におき、いつまでも議員の駒として利用したいと言うのが、本音なんだと思います。
そう考えなければ、解決策が明らかで、法案作成など一晩でできるような楽勝の法律を自民党議員がグダグダ言って作ろうとしない事の説明がつきません。
共同親権制度は、先進国全て、さらには韓国、台湾、中国、サウジアラビアですら、法制化しています。
アメリカなど50年も前に法制化しています。
困難でも何でもありません。
私が国会議員になり実現したいのは、さっさと、この楽勝な法律を成立させ、今、国会議員に陳情したり、選挙活動を手伝っている、子の連れ去り当事者やシングルマザーの皆さんを、普通のお父さん、お母さんに戻す事です。
お父さん、お母さん達は、子育てに集中してもらわないと困ります。
子どもはあっという間に成長してしまいます。
その貴重な時期をくだらないロビー活動などで潰されるような事のないようにするのが、政治家が本来やるべき事ではないでしょうか。

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