本日、日本維新の会の共同代表である吉村洋文大阪府知事 から大阪府の教育無償化についての取組を伺…
本日、日本維新の会の共同代表である吉村洋文 大阪府知事 から大阪府の教育無償化についての取組を伺いました!
2010年、私は大阪府の特別参与をつとめていました。
その際に、橋下徹知事をはじめとする大阪府幹部達と話していた以下のような原則に従い、実際に大阪府の政策が実現している事を知り感無量でした!
私も議論に混じりながら、何となく暗黙知的に定められていった政策立案における原則とは、
1 まずは無駄な歳出カット
2 浮いたお金を将来への投資に振り向ける。単なるバラマキはせず、呼び水となるような費用対効果が高い政策とする
3 一番投資対効果が高いのは子どもへの投資
4 政策はサービス利用者の利便性を高める事が目的。政策促進のために導入するお金は供給者はなく利用者に渡す。
5 政策の目的は明確に。一方で、手段はできるだけ定めず、利用者の裁量を最大限に確保。例えば、利用者は渡されたお金(バウチャー)で複数のサービスの中から選択できる仕組みとする
6 利用者が複数のサービスを選択できる事で、供給者間での競争を促進
7 所得制限はつけない。稼ぐ事が悪いこと、稼がない事が良い事であるかのような建て付けの制度にすればモラルハザードが起きる。
郵政民営化や公務員制度改革を実現した後、37才で大阪府高槻市の副市長になり、同時に橋下知事のアドバイザーにもなり、市政改革、府政改革に取り組んでいた順風満帆の私の人生が完全に狂ったのが2010年5月6日。
娘を妻に連れ去られ、自殺まで考えるほど精神的に追い込まれました。
副市長の仕事も点滴を打ちながら続けなければらないほど。
橋下知事にも「娘を妻に連れ去られた。まともに仕事ができる状態ではないので特別参与を辞任したい」と伝えました。
橋下知事に「渡辺さんなら、裁判で親権を取れて娘を取り戻せますよ」と言われたので、
「橋下さん、この国では、先に子どもを奪われたら終わりなんですよ。絶対に親権は取れません」
と言い返しました。
その後、実子誘拐の構図と単独親権制の問題をまとめたレポートを渡し特別参与を辞任しました。
そんな事もあり、私の大阪府政への関わりは、残念ながら、そこで終わる事になりました。
その府政での取り組みが、その後の維新の政策に反映されていった訳なので、歴史にタラレバはないですが、私の娘が連れ去られず、私が大阪に止まり、大阪府政に関与し続けていたら、大阪府政さらには維新がどう変わっていただろうか、とふと考える時があります。
また、一方で、私の娘が連れ去られなければ、維新の選挙公約に共同親権制導入が入っていなかった可能性も高かっただろうと思います。
そんな事を考えると、私が橋下知事の作った維新に入り活動することは、「自分が放り込んだ色々なものを責任もって最後までやる」ことでもあります。
その責任を遂行するためにも、国会議員となり、共同親権制や教育無償化法案などを国会に提出し成立させていかなければならないと思います。