私の母校であるコロンビア大学で学生が建物を占拠し逮捕。

私の母校であるコロンビア大学で学生が建物を占拠し逮捕。退学処分へ。

コロンビア大で抗議活動 警察突入 – Yahoo!ニュース

写真は、私がコロンビア大学院卒業式で撮ってもらったもの。
今回、学生達が立てこもったハミルトンホールは、私もしばしば会合などで入っていたので、よく覚えています。
なお、コロンビア大学は、1960年代に学生運動が盛んだった大学の一つです。
学生運動を描いた映画「いちご白書」の舞台はコロンビア大学でした。
そのDNAが残っていたのでしょうか。
まさに「『いちご白書』をもう一度」?
にしても、このような抗議活動は頂けません。
政府の政策を改めたいなら、正々堂々と選挙に出て、しっかりと自らの主張をし、国民を説得する努力をしないといけません。
それが民主主義です。
また、表現の自由をはじめとする自由は、あくまでも公共の福祉に反しない限りでしか認められません。
学生時代、法学の授業で「乱用の認められない自由は自由ではない」としたり顔で教授が言ってましたが、そんな訳ないでしょう。
自由の乱用は単なる「わがまま」です。
イスラエルのやり方に抗議したいならすれば良いですが、それは他の学生の大学の講義を受ける権利や自由を侵害してまで認められるものではありません。迷惑です。
以上は米国の話ですが、実は民主主義と自由主義の形骸化は日本の方が顕著です。
今、日本では、かつて学生運動をしていた人間が、その素性を隠し、ロビー活動をして、日本政府の中に入り込んでいます。
結局、彼らは学生時代より一貫して行動原理が変わっていません。
つまり、国民と真摯に向き合う姿勢が完全に欠如しています。
武力により政府を倒そうという考えも、ロビー活動を通じて政府を乗っ取ってしまおうという考えも、極めて前近代で稚拙な考え方です。
自らの考えが唯一の善であると信じ、自らと異なる意見を悪とし、徹底的に攻撃し、排斥する。幼稚です。
そういう考え方を持つ人間が権力者側に入り込む事は、民主主義・自由主義の死を意味します。
今、世界中で反自由主義、反民主主義の流れが広がる中、我々は、この流れに抗っていかないといけません。
その点、この国の自由民主主義を壊しているのが、自由と民主を党名に入れている政党であるのは非常に皮肉な事です。
私は、所属する党の名前に自由も民主も入っていませんが、しっかりとこの国の自由民主主義を守っていきたいと思います。

日本維新の会衆議院埼玉県第4選挙区支部長(朝霞・志木・新座・和光)の渡辺やすゆきです(元総務省職員、高槻市・那須塩原市副市長、政策研究大学院大学准教授、オリンピック・パラリンピック組織委員会聖火リレー担当部長、防災士)

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